関電が突然表明・・・ 電力不足「新試算」を検証5/15報道ステーション(内容書き出し)
報道ステーション 2012年5月15日放送より
関電が突然表明・・・
電力不足「新試算」を検証
この夏14.9%の電力不足になると説明してきた関西電力なんですが、
今日は一変!
5%程度の不足で済むかもしれないと言いだしました。一体これはどういう事なんでしょうか?
ーーVTR5月15日午前9時半 大阪府市エネルギー戦略会議「原発が再稼働しなければこの夏14.9%電力が足りなくなる」
総申告してきた関西電力が今日、突如新たな数字を出した。
実は「電力不足が5%で済むかもしれない」
そんな試算を大阪府市のエネルギー戦略会議で示したのだ。岩根茂樹関西電力副社長:
不確実性はありますけれども、我々これぐらいやらなきゃあかんだろうという事でですね、
挙げさせていただいた新たな数字でございます。

これまで関電はおととし並みの猛暑がくれば、445万kW(14.9%分)の電力が足りないと政府に申告。
政府もそれに基づき、昨日節電対策の協議に入ったばかりだ。それが今日の試算では、最大300万kWの需給が改善し、150万kW程度の不足にとどまるかもしれないというのだ。なぜ300万kWも改善するのか?
その内訳は、まず中部電力など、余裕のある電力会社からの融通で162万kWの上積み。
水力発電も平年並みに水がたまると見込んで、22万kWの上積み。
電気の消費量も去年並みの節電ができれば、あと73万kW。
家庭に節電目標を設定して、達成すれば商品券などがプレゼントされるという施策で7万kW節電。
などといった具合だ。

岩根:我々の努力しろなりですね、期待値かなというふに思っています。さらに関西電力側は、今日の試算以上に供給力が増える可能性も口にした。岩根:
他社さんからの融通が一番大きいので、これは引き続きですね、他社さんのほうににお願いしていくということで、
で、他電力さんの節電という事がありますので、もう少し数字が増えてくると思いますけど。関電をめぐっては、節電の見込みも他の電力会社の管内よりも少ないと、
政府の検証委員会で何度も批判されてきた。それがようやく、去年並みの節電をした場合として、数字を提示してきた。
家庭に商品券をプレゼントした場合の節電成果や、
ピーク時の料金を値上げした時の効果を示したのも、今回が初めてだ。

古賀茂明:
今日の議論というのは本当は、もう半年以上前に出来る議論なんですね。飯田哲也:
今まではガラスのバリアから彼らは一歩も踏み出なかったのが、
一応出たんですね。
ここからは多分その議論になると思うんですね。

岩根茂樹:
我々が一番これまで怖いなと思ったのは、
数字が出ることによってですね、
数字が独り歩きして、これで安定供給ができるというような、
逆に言うとそういう報道をですね、ぜひ慎んでいただきたいなぁと思ってまして。

情報を小出しにしていると指摘される関電。
今日の試算でも自家発電の買い取りでどれ位上積みができるかなど、数値が入っていないものが目立つ。エネルギー戦略会議ではこれらについても数値を求めるとしている。中でも注目しているのが、ネガワット取引という新たな節電の取り組みの効果だ。
関電担当者:
対照のお客様は500kW以上の大口のお客様、全お客様を対象と考えております。
電力のひっ迫が予想される日に、ひっ迫の度合いに応じてですね、これくらいのkWを募集すると、
で、それに対して、それなら何kWを単価いくら位で(節電に)協力しましょうとおっしゃっていただける(客を)募りまして、

ネガワット取引の対象は企業など大口需要家。
企業が努力して使う電気を減らせば、同じ分を発電したとみなし、電力会社がお金を支払うというものだ。
需給がひっ迫しそうな日に、電力会社が節電してもらいたい電力量を呼び掛ける。これに工場や会社が節電する量に値段を示し、条件が合えば電力会社からお金が払われる。
需給がひっ迫すれば通常よりも高い値段で取引されるので、企業側も節電のし甲斐がある。戦略会議では、このネガワット取引の市場をつくるために、
東京にある電力の卸業者に協力を呼び掛けている。
電力取引のノウハウがあるからだ。池田元英エナリス社長:
事業の一環として、何らかの形でお役に立てるのではないかというふうに考えております。
すでにそういった自家発電をお持ちのお客様から仲介ご希望の旨を仰せつかったりしております。
そういったご要望を頂いている企業様がいらっしゃいます。
このネガワット効果の取引も含め、関西電力はさらなる上積み効果を来週提示する予定だ。古賀茂明:ここまで切羽詰まって何もしないということであれば、もう、
これは国民に対する、あるいはお客さんに対する裏切り行為と言われてもしょうがないので、
さすがにこの段階では、前向きな姿勢っていうのを見せてくれるとは思うんですけれども、
でも、その結果を出さないと意味がないので、
時間が非常に限られている。

スタジオーー
古舘伊知郎:その限られた時間の中で、「ようやく今出してきたのか」という感もあります。
いま、本当に山場を迎えておりますね。
重要な局面だと思います。ただ一方で思うのはですね、
電力需給の話しを我々は毎日のように伝えますけれども、
この間、「安全対策はどうなったのか!保安院」というのも、同時に見なきゃいけないなということも痛感いたします。
安全対策はもちろん、そして肝心の福島第一原発4号機の燃料プール、
ここが本当に大丈夫か?など、このあたりをですね、今取材を始めているところです。
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関西電力の不足16.3%と言われてきたのに、なぜ5%になったのか?古賀氏が解説5/16モーニングバード(動画・内容書き出し)
2012年5月16日 モーニングバード より
5%になった理由と、その他のインタビュー内容など
これからの対策ネガワット取引などの説明は昨日放送の報道ステーションとほぼ同じでしたので、
モーニングバードからは古賀茂明さんとの電話インタビューでの内容を中心に書き出します。ーーーー関西電力の不足なぜ5%に?古賀氏が解説
20120516 関西の電力不足なぜ5%に? 古賀氏が解説 投稿者 PMG5
赤江:
さて続いてですが、これまで関西電力は14.9パーセントの電力が不足すると言っていました。
ところが昨日足りない電力はこちら、5%だと発表したんです。羽鳥:
うーん・・急に下げましたね。ーーー5%になった理由についてVTRーーー昨夜の報道ステーションとほぼ同じなので略ーーこちらを参照して下さい↓
関電が突然表明・・・ 電力不足「新試算」を検証5/15報道ステーション(内容書き出し)ーーーー羽鳥:
松木さん、率直にどうですか?
14.9%が5%になるというのは、この数字の変化のオドロキっていうのはどうですか?松木安太郎:
これだけ専門家がきちっと計算して、こんなに差が出るのか!っていう数字ですよね、コレ。赤江:
そうですよね~。ちょっと大きく変わりましたよね。
改めてこちらをご覧いただきますが、
この関西電力が今年の夏に不足しているだろうとしている試算の経緯ですけれども、今年の4月23日の時点では16.3%関西電力管内では足りませんよという事でしたね。
これは全国的に非常に頭出した数字で驚いたんですけれども、
それが5月に入りまして、おい原発を再稼働しても、やっぱりもうちょっと見積もっても
14.9%と、足りないんですと言うような発表でした。羽鳥:再稼働してもですよね赤江:
してもだったんですが、
それから3日後に大飯原発を再稼働すれば何とか足りますよという試算に変わりまして、
で、昨日はですね、
他の会社から融通をお願いすれば、5%ということで、いけるんではないでしょうかと。羽鳥:「再稼働しなくても」という事ですよね。田畑正:
という事だと思いますね。羽鳥:
なんでこんなに変わるんですか?
最初再稼働しても14.9%足りないと言っていたのが、再稼働しなくても5%という・・・
これは相当な変化ですよね田畑:
ま、関西電力側の立場に立てばですね、14.9%という数字が広まったからこそ、
いろんな核電力会社に融通をお願いできる環境になってきたという事なんでしょうけれど、羽鳥:なるほどね、それで大変だという事が広まったと、田畑:ええ東ちづる:
じゃ、それは計算の上でそういうふうな発表の仕方をしたという事ですか?
関電さんがおっしゃっているのは、自分たちが努力をした、改善したという言い方をされているでしょ?
それで5%になったという言い方をしているんですよね。田畑:
ま、いろいろと古賀さん達が、大阪府市統合本部がですね、いろいろと
これはどうなっているんだ、あれはどうなっているんだと問い詰めてなかなか答えなかった。
それがようやく答えが出初めて、ま、ここまできたという事ですね。赤江:
ずーっと問い詰めていらっしゃいました、大阪府市統合本部で特別顧問を務めていらっしゃいます
元経済産業省の幹部の古賀茂明さんと今朝は電話をつなぎます。
古賀さんおはようございます。よろしくお願いいたします。古賀茂明:
おはようございます、よろしくおねがいいたします。羽鳥:古賀さん、最初から5%という数字は出せなかったんでしょうかね?古賀:
いや、それは本気になれば出せた筈なんですね。
ですけど、彼らにも色々都合があって、
あんまり早く出してしまうと、さらに、
「もっとその上にこれができるじゃないか」、「あれができるじゃないか」と我々に言われてですね、
どんどん上積みされていくと、
結局「原発動かさなくても十分に足りるね」というところに持って行かれちゃうのでですね、
それを恐れてずっと出さなかったのが、
ま、もう大体ここまでくれば時間がないだろうという事で、
いまでも5%足りないって言っている訳ですよね。
ですから、この5%のところを埋められなければ、結局「原発動かせ」と、そういう話になってくるので、
ま、彼らにしてみれば、「もう時間切れで、今出しても何とかなるだろう」と、
そんな感じになってきたんではないかと私はみていますけれど。羽鳥:
実際に何度も直接会われて会議をされて、
対応とか印象とかは変わってきていますか?古賀:
いや、基本はね、変わっていないんですよ。
要するに、もう本当に時間がないので、必死になっていなくちゃいけないんですね。
僕、昨日も言ったんですけれど、
たとえば会長とか社長がですね、もう日本中歩き回ってですね、それで
「少しでも節電して下さい」って「少しでも電力を売って下さい」っていうのを、
関西電力管内はもちろん、その外からだって買ったりできるんですから、
「もう、土下座してでもそれをやるべきじゃないんですか?」という話しをしたんですね。
「そういう努力が全然見えないじゃないですか」という事を言ったんですが、
回答は全然なくてですね、むしろ逆に「国とか自治体の方にもいろいろお願いしたい」と切り替えてくるというような、
そういうやりとりを、ま、未だにしているという事なので、
ま、ちょっとこのまま行くとですね、本当に「ちょっと足りないぞ」というところを押し通されてしまう可能性があるので、
あの、我々ん方からはですね、さらに新しい提案を出した数字を入れてですね、
「十分足りるんじゃないか」という話しも出していますんで、
さらにこれからもっともっと具体化して数字が積み上がっていくというふうに持っていきたいなと思っています。羽鳥:ここまでの変化を見ると、また数字が変わるんじゃないかなという可能性も考えちゃうんですけれど、古賀:
そうですね、まだ積み上がってくると思いますし、
実は昨日も東京の方でですね、東京電力のほうから
「100万kW位は関西の方に融通できますよ」という話が入ってきているんですね。
だからそれを積み上げていけばですね、さらに不足分は、半分ぐらのところにまでなっていくという事になりますので、
もう一息のところにまで来ている羽鳥:古賀さんの感覚からいくと、結局足りそうなんですか?電気は。古賀:いや、もともとね、足りるんですよ。羽鳥:足りるんですか?古賀:
これはたとえばピークのですね、電力量の計算の仕方とかですね、
とても、あの、全部水増しになっていまして、
要するに各電力会社のピークを単純に足して、「これがピークです」と言っているんですけれども、
実際にはそういう事は起こらないんです。
全部の電力会社、違う日、違う時間にピークが来るじゃないですか。
だから、今まで起きたことがないような架空の数字として、
「全ての電力会社のピークがいっぺんに1時間帯に重なったらそんなになるんです」と言うところを
ベースにいま計算していますので、
そういう、起きたところもない事をベースに「足りない足りない」という話をしているんで、
そこらへんも、昨日もですね我々の方から提示をして、
そういうところの見通しももう一回変えてやり直せるんじゃないかという事もやっています。宇治原史規:
あのすみません、一つお聞きしてもいいですか?
ネガワット取引というお話が出ていましたけれども、
今の説明では電力会社が節電した電力を買い取るというか、お金を払うという説明だったと思うんですけど、
そのお金は電力会社のどこから出るんだ?というのか、
費用がかかれば、電気料金にのかってくるというのが総括原価方式何ですけれども、そのお金はどこから?古賀:
実は、「足りない」という話を「足りる」というふうにしていく時にですね、コストがかかるわけですね。
そうするとその次に出てくるのが「コストがかかったから値上げさせて下さい」と、ま、
東電と同じ話が必ずそのうち出てきます。
ただですね、東京電力も今はまだリストラが全然足りないんですけれども、
関西電力も基本的には同じ構造です。
要するにコストを下げようとする必要がない会社なんですね。
「コストがかかったら全部電力料金に上乗せします」という事でやっていますので、
当然彼らの発想からすれば色々と努力をして、努力をする時にお金がかかったら、
それは全部後で消費者に付け回ししますよという前提で今動いていると思いますから、
今度その話が出てきた時には、ゼロからですね、
「そもそも今の電力料金が良かったのか?」と。
「今までがめちゃめちゃ高すぎたんじゃないか?」というところからチェックをして、
本来であれば我々は、
「高すぎた分を返してくれ」というところから始めなくちゃいけないですからね。
そこにプラスワンさせてくるところを、
「じゃあ差引本当に値上げになるんですか?」というところをやらなくちゃいけないと思いますが、
今の東京電力なんかの議論を見ていると、
今までのは正しくてですね、そこに燃料代がいくらかかったからその分丸々値上げですっていう話をしていますが、
ここも騙されちゃいけなくて、
もう一回そういう話が出てきたらですね、そこのところも大阪としてはしっかりとチェックしていきたいと思っています。羽鳥:
はい、古賀さんありがとうございました。
今のを聞いているとやっぱり不信感ばっかりますという感じですね松木:
そうですね、ようやくここにきてより実態に近い数字が出てきたという事ですけれど、
ここまで関西電力は小出し小出しでしたよね。
これも大阪からプレッシャーを受けてようやくここまできたという感じなんですけれど、
今、古賀さんの話にもありましたが、
関西電力として、供給を増やすためにあらゆることをやっているのか、
あと、需要を減らすためにあらゆることをやっているのか
そしてコストを減らすためにあらゆることをやっているのか、
と言われると、まだまだやっぱり努力が足りないなという印象を持たざるを得ないですね。東:
ちょっといま、私反省したんですけどね、
古賀さんの話を聞いていて分かって、
14.9%から5%になった時に、「あっ、楽になった」って思っちゃったんですよ。
なんか、感覚的に。
「あ、頑張ったじゃん、私達これで少しは楽になるんじゃないの?」っていうふうに・・・
あ・・・やられちゃった・・っていうか、松木:
だからこの数字が独り歩きをするのを恐れるというのが関西電力の方からありましたが、
ああいう発言がやっぱり、利用者を信用していないという、
逆に彼らが信用されないという事になってくるんじゃないかなとおもいますね。赤江:
今電力会社につきつけられている問題というのは多いと思うんですが、
続いては東京電力の話題です。
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「経産省と関電が、とにかく「原発再稼働あり」で数字をつくろうと、裏で約束していた」飯田哲也氏5/16たねまきJ
「電力不足・・・ホントのところを聞く」2012年5月16日
たね蒔きジャーナル
NPO法人環境エネルギー政策研究所所長で、大阪市特別顧問の飯田哲也さんたねまきジャーナル今日の特集です。
今日のテーマは「電力不足ホントのところを聞く」と題してお送りいたします。
大阪府市エネルギー戦略会議という会議が今ずっと開かれているんですね、
2月に発足して9回、ずっと会議を開いていらっしゃいました。
ここで関西電力の幹部の人達を招いて意見をずっと聞くと、いろんなやりとりをしてやっているわけなんですが、
その戦略会議の座長代理でもあり、大阪市特別顧問の飯田哲也さん、
NPO法人環境エネルギー政策研究所所長でもいらっしゃいます。
飯田哲也さんとお話しをさせていただきます。水野:飯田さんはじめまして、こんばんはよろしくお願いいたします。飯田:こんばんは水野:そして東京には近藤さんがいらっしゃいます。近藤:どうも、毎日新聞の近藤です、よろしくお願いいたします。水野:飯田さん、昨日も、このエネルギー戦略会議って開かれたんですよね?飯田:はい水野:
で、そこでは関西電力から、また、これまでとは違った回答を得ているようなんですが、
つまり今年の夏どれだけ電力が不足するんだという事を、ずっと詰めてきている訳ですよね。
昨日の会議ではどういう状況でしたか?飯田:
あの、約束するんだじゃなくて、関西電力はもともと4月いっぱいで、
原発なしでも足りるという数字を出してくる約束だったんですけど、水野:えっ?4月いっぱいで原発再稼働無しでも足りるようにどうしたらいいかという数字を出して下さいと飯田:出す約束だったんですね、最初。水野:出す約束だったんだ飯田:
ええ、言われていたんですが、結局、国の需給検証委員会もあって、
結局彼らは一歩も歩み寄らず、
安定供給責任は関電にあるにもかかわらずですね、
とにかく足りないという数字をずっと出していたんですが、
で、先週の10日も国の需給検証委員会で、
14.9%足りないという数字を出してきて、平然としていたんですけれど、水野:そうですね、14.9%という数字が出ていましたよね。飯田:ええ、そうですね。
で、メディアが誤報、誤報と言った方がいいと思うんですが、
結局足りないというふうに流したんですけど、
ま、それは足りないんじゃなくて、関西電力は足りるようにしなきゃいけないんですよ、ね。水野:あっ、関西電力は足りるようにしなければいけない責任を負っている飯田:
責任が、供給責任があるんですよね。
それを、ようやく昨日は彼らが歩み寄って、
まだ足りるところまでは来なかったんですけれども、
まず、「停電は絶対に起こさない」という事を彼らは約束したと、水野:停電は起こさない飯田:はい
「原発を動かさなくても絶対に停電は起こさない」という約束をしたうえで、
一応彼らが詰める数字を積んできたら、僅か5日間でマイナス14.9%がマイナス5%まで来ましたから。水野:これがビックリしますねんわ~飯田:
多分来週になったら、・・5日でマイナス10が10%つまるという事は、
もう5日するとですねプラス5%になるんです水野:ちょっとビックリしました。
マイナス15%程と言っていたのが5日間でマイナス5%!10ポイントも!!飯田:あと5日経てばプラス5%になる。
そこのところをね、リスナーの方も聞いてらして、
「関西電力はこんなに違う数字を僅かな日数で出してきたっていう事はね、一体どういう事なんですか?」と。
「これは要するに原発を再稼働させたいと、そのための事のように思えるんですけれども、
飯田さんはいかがお考えですか?」聞いていらっしゃいます。飯田:
これまではね、関電と経産省がもう、・・っていうか経産省に関電が羽交い絞めにあっていたし
関電もその方が都合がいいから、お互いに羽交い絞めにしあって、
とにかく「原発再稼働あり」で数字をつくろうと、ま、裏で約束していた訳ですよね。
それでずーーっと足並みをそろえていたところ、
「あんたたちには安定供給責任があるだろう」とつきつめられたので、
ようやく彼らは、見えないガラスのバリアを破って、一歩踏み出てきたということですよね。水野:
じゃ、昨日の会議では随分と様相が違っているなというふうに
飯田さんはお感じになったんでしょうか?飯田:ええ、
だから本当は5月4日で彼らは足りる数字を出してくる筈が、全く出してこなかったと、
しかし、先週の政府でも出さなかった、
彼らは足りるように努力をしますという事で、前向きに先週の政府の14.9から今回のマイナス5まできましたから、
ま、そういう意味では彼らは姿勢を改めたと。
だから、ま、学生で言うと、今回も赤点を取ったんだけど、
前回はさぼりまくって赤点を取ったけど、今回は努力の姿勢の中でも赤点だったから、
まあ、来週の再試験では、
今度はちゃんと、ま、優良可の可ぐらいは出してくるんじゃないかな?と思って期待していますね。水野:はー、近藤さん近藤:
すでに関西の経済界の中で、JR西日本が間引き運転とかね、
色々と、すでにそういう動きが出ているでしょ?
そうすると、この不足分が5%程度になるっていう見通しのもとだったら、
こういう動きっていうのは、なんか、ど、どうすりゃいいんだっていう気がするんですけど、
そこらあたりもしばらく、5日ほど見ていれば収まりますか?水野:(ノ∀≦。)ノウフフッ・・飯田:
そうですね、それはやっぱり国と関電の責任は非常に重いですよね。
間引き運転をするっていうのは、不便になるわけじゃないですか。
同じ節電でも、不便になるとか、生産を落とすという節電は悪い節電ですよね。
そうじゃなくて、もっと知恵を尽くせば、生産も落とさず、便利さを落とさずにちゃんとやれるのに、
彼らが「足りない足りない」っていうから、JRみたいにですね、「じゃあ間引き運転しようか」だとか、
一般の人が熱中死しても、とにかくエアコン止めようかというような、間違った節電を彼らが追いやっていたので、
だから、これからはちゃんと足りる。
でも節電の努力はいるんですね。
節電の努力入るんですけれども、それはムリをする節電ではなくて、
ちゃんと生産も維持し、減らせるところは頑張って減らすけれども、
減らせないところは逆にお金を払ってでも減らさないというですね。
合理的な、かしこい節電というところで努力をすれば十分足りるんだという今ストーリーで、
大体固まりつつありますから、水野:あ、そうですか
原発再稼働なくても、あの、ま、適当な節電が、
適切な節電があれば、十分いけるというストーリーで、
関電の方もそれに数字を合わせてくるような動きになっていると飯田さんは、飯田:
今そうなってきましたね。
もちろん節電だけじゃなくて西日本6社が協力をするとか、
他の電力会社管内も節電目標をマイナス5%の節電目標で努力をしながら、
全体として安定供給だけはしっかりと頑張りましょう。で、近藤:火力と水力で実は稼働が十分できるのにそれを計算に入れていないとか、そういう事はないんですか?飯田:
そこはね、これまでは割と、細かいセコイ話で黒部第3第4を止めてるとかですね、
なんか、そういうレベルの話もあったんですけど、
昨日からですね、関電のモードが変わったような感じがするんですよね。水野:へぇー飯田:
経産省に?じゃなくて、やっぱり安定供給の責任を果たそうというふうに、ま、
ハッキリと態度が変わったように見えますので、水野:この態度が、姿勢が変わった要因はここにきてなんだ?っていうふうに飯田さんはご覧になります?飯田:
やー、そこはよく分からないんですけれども、
すくなくても、安定供給責任は関電にあるっていうふうに、もう、我々は毎回それを突き詰めていましたから、水野:でもその責任があることは元から分かっていた事ちゃうんですか?飯田
ええ、でも安定供給の前に再稼働という、彼らはずっとそのドクマに入っていたんですが、
ようやく再稼働を後回しにして安定供給をまじめに尽くすという姿勢に、
なんかちょっと変わってきたなというのが昨日の私たちの印象で、
ですからまた来週関電に出していただく数字には、すごく期待をしているんですよね。水野:そうなんですね~近藤:関電は、しかし、それはすごい成長ですね。飯田:経産省は全く成長しませんけれど、関電は成長したと思いますね。近藤:イッヒヒヒッ・・水野:
あの、わたしはね、たとえばですよ、
それは関西電力がやはり原発を再稼働させないとしんどいから、
飯田さんら、大阪府市の人らを怒らせたらアカンみたいな・・ww
そういう思いがあって、ここまで歩み寄りはった、そこらはないんですか?飯田:
どうなんでしょうね?
でもやっぱり、一人一人の人間に悪い人はあんまりいないので、
やっぱり全体として経産省に縛られていた部分もあるけど、
安定供給がやっぱり本筋じゃないかっていうふうに関電の中で見直したんじゃないかと思うんですよね。水野:ふ~ん~~
これからの関電の経営飯田:
で、実際には、原発の話しは彼らにとっては経営問題で、
電力需給問題じゃないというのはみんな分かっているわけで、水野:いわゆる企業としての経営問題だと、飯田:そうなんですよ。水野:
あっ!需給問題じゃなかったんですか!!
わたしら需給問題かと思っていましたよ。飯田:
そういうふうに数字で一般の人をごまかしていたんですけれど、
でも、プロはみんな分かっている訳ですよね。
だからさすがにプロの目はごまかしきれないという事で、
彼らも「じゃあそれはそれでちゃんと正面から向き合いましょうか」という態度に変わったと思うんですよね。水野:
エネルギー戦略会議のプロのみなさん達の、そのやりとりが、いかに良いところを突いてきたか、
という事でしょうね、多分ね、そこは。飯田:
そうですね、今回とにかく、我々もね、だから喧嘩のための喧嘩じゃなくて、
関電さんと本当に正面からガチンコでですね、
安定供給がまず大事だと、で、
我々も無茶を言うつもりはないので、関西電力をつぶすつもりはないんですね。
それはやっぱり、国の無策とか不作為の影響も大きい訳ですから、
そこに対しては次のステージで、国に対してはしっかりと問いかけていって、
関西電力の株主の利益というものを、大阪市は株主ですから守ると。
それは短期的なマネーの利益ではなくて、安全性も含めた利益をやっぱり大阪市は追求するということで、
そこではやっぱり関電といずれはきちんと共存できると思うんですよね。水野:利益を共有できるという事ですね。飯田:はい
長期的な社会的な利益という事ですよね。近藤:
あの、いまね、関電の黒部のダムですよね、
映画で、何かまた、裕次郎の映画でどうのこうのやっているでしょ?
僕あの宣伝なんか、あの映画も見ましたけど、
関電という企業は、そういう意味では水力の発電にあれだけ力を入れて取り組んでね、
今、なんですか、原子力の割合というのが一番多いんですか?関電は。
-2-飯田:そうですね、
関電は昔の黒部をやっていたころの日本電力、日本発電でしたっけ?
その頃は本当にリスクを取る会社でしたよね。近藤:うん、そうですね飯田:
それが、だんだん、だんだん目先の利益を追いかけるようになって、
ま、古い原発を長々と使っていくという、
私はずっと「原子力一歩足打法」といっているんですけれど、
一本足打法、それがコケちゃったので安定供給と経営、どっちもコケちゃった。
っていう話しになっているので、
そういう意味では関西電力、昔のリスクを取れる経営者マインドにもう一回戻ってもらってですね、近藤:
そうです、それ私ちょっと言いたかったんです。
精神的なかつての取り組みっていうものが、あの映画を見ている限りは感じる訳ですよね。
なんかそういうものを持っている企業だなっていう、飯田:
だから関電の経営者の中にも、今でもですね、取締役で私も何人か知っていますけれども、
本当に素晴らしい人が多いんですよね。
やはりそういった人たちの創意工夫が生かせる企業になっていただくというのが、
我々大阪市の株主としてもですね、期待している事で、
やはり今回の東京電力がコケた後の日本の電力のリーダーは関電ですから、
でもそれは古いタイプのリーダーではやっぱりダメなわけですね。
新しい電力システムを自ら切り開いていくという事が必要だと思いますよね。
自然エネルギーへの転換プロセスは?水野:
飯田さんに、リスナーの方のご質問ですけども、
「飯田さんは早くから自然エネルギーの転換を言ってらっしゃったわけなんですが、
じゃ、ズバリ飯田さんの自然エネルギーの転換のプロセスを、大雑把でいいですから教えて下さい」
とおっしゃっているんです。
今の状況で本当に自然エネルギーに変えていくことはできると思っていらっしゃいます?飯田:
そりゃできますよ。
私はですね、皆さん、その絶対値というか、大きな数字にごまかされるんですけど、
もっと、ミクロな変化量というか、変化量にもっときちんと注目したほうがいいと思うんですね。水野:ちょっとずつ変化している・・飯田:
その変化が加速するような状況をいかに作るか、という事がすごく大事で、
結果として出来る、たとえば電量の比率だとかですね、企業としての業績というのはこれは結果なので、
いかにその変化のプロセスを作るのかという事が大事ですね。水野:
でもそれには政治、ま、具体的には経済産業省の政策が大きく変わらないとダメなんじゃないですか?
それともその、電力会社がもっと自由にですね、
いろんな、「うちはこういう電力の作り方をします」というようなかたちで、
自由競争するような、そんなふうになっていかないと進まないっていう事はないですか?飯田:
もちろんそうですね。
だけどそこにはマクロとミクロがあって、
たとえば電力会社の人も、ミクロというか、一人ひとり個人とすれば、新しい事をやりたい人も多いんですよね。
で、そういう意味では、
でも、マクロの状況っていきなり変わらないので、
ミクロな一つ一つの取り組みの中で新しい変革を作ると、どんどん応援団が増えてくる。
電力会社の中の人ですら、そこに乗りたいという人ができてきて、
そのプロセスが加速するような状況をいかにするか?っていう事がすごく大事でですね、
そのプロセスが加速し始めれば、
量的には小さくても、加速をするというのは時間が経てばものすごい量になってきますから、
ここはそういう状況を作るためのマクロとミクロをしっかりと見ていくという事をずっといつも気にかけていて、水野:
あのそうしますとね、やはりその政治、政策が変わっていくと加速もしていくのかなとも思うのですが、
リスナーの方が
「橋下市長はホンマのところこの原発に頼らないエネルギーというのをどこまで考えてはるのか?
再稼働についてもどうなのか?
橋下さんの本心はどうなんでしょうか?教えて下さい」と、くださっているんですね。
どうでしょう?
橋下市長の本心は?飯田:
あのー、本心はね、私自身もそうですし、みんな変わるというか、
それは「女心と秋の空」というふうに変わるんじゃなくて、進化するんですよね。
学んでいくと水野:いい意味で進化するんですか?飯田:うん。
だから、僕は橋下さんとけこう日常的にもいろいろとお話しをするんですけれども、
素直に学べる人ですから、
原子力を無くしていくというのは最終的に、たとえば核廃棄物というとんでもないものを、
いかに少ない量で原子力を無くしていくのか、という事に関しては、私はコンセンサスはあると思っているんですね。水野:はぁー飯田:そうは言っても、産業界とか既存の原子力業界の人達の勢力も非常に大きいので、水野:きのうも会談なさっていましたよね、財界と。飯田:ええ。
ですから、橋下さんが全ての原発を止めるスイッチを持っていれば今すぐ止めるかもしれませんけど、
なかなかそういう訳にはいかないだろうから、
やっぱりそこはコンセンサスを作りながら、でも原子力は最終的にはゼロにする。
そこのところは、私は全くブレてないと思っていますし、
この本質は理解されていると思っていますね。
関電の株主総会近藤:
6月にいわゆる関電の株主総会がありますよね、
その時は原発廃止とか、発送電の分離とか、そういう問題は突き付けていく姿勢だということですか?飯田:もちろん
はい。
もうそこの質問は全部ぶつけてありますから、
そこは、なかなか感電は今直ちには乗れないものも結構ぶつけてあるんですけれども、
でもまあ、ぶつけることによって、
100の物をぶつけて、まずは1でもですね、動いていく。
あるいは、10の株主が理解をしていくという事が来年にはその10が20にもなり、
関電の変化の1が5にも10にもなるというふうに思っていますので、
そこではきちんと、イデオロギーではなくて、
合理的に論理的にぶつけられる質問をしっかりと橋下さんの声でぶつけていくという事が
来年に繋がっていくと思っているんですよね。水野:ふぅーん、近藤:関電は原発は国策だっていう事で逃げないですかね?水野:ねぇ飯田:
もちろん、ほとんどの問題はとにかく逃げると思うんですけど、
だけどもそこは、メディアも注目していますし、
その場では逃げたとしても彼らは内部のやっぱり企画とか、経営レベルでは、
やはり真剣に受け止めると思うんですよね。
それが100の物をぶつけて、真剣に受け止めた結果が1の変化になるだけでも、
これはすごく大きなことだと思うので、
正論をきちんとぶつけていくという事はすごく大事なことだと思っています。
大飯再稼働の見通し水野:
そうしますとね、大飯原発の再稼働という事に対して、
いま飯田さん達が非常に大きな影響力を持っていらっしゃると思うんですが、
再稼働についての見通しはどうお考えですか?飯田:
再稼働そのものはですね、最終的には政府と関電が決めて行く事なので、
我々自身がどこまで大きいか分かりませんが、
ただ、もともと大阪府市で作った8条件が、志賀・京都の7条件になり、
脱原発首長会議も8条件、あるいは原発ゼロの国会議員超党派の会も8条件という形では、
論理的にきちんと合理的に出したものというのはしっかりと広がっていくと思うんです、ね。
かと言って我々は止めるための無理難題を言っているんじゃなくて、
当然再稼働するに当たっては満足するべき条件というものを出しているので、
誰もが納得するから広まっていく訳で、
それは何らかの形で政府にしっかりと入っていくと僕は思うんですね。
で、そこで、
かといって現実的にムチャクチャなものは要求できないので、
ムチャクチャというか、理想が現実にはいきなりはならないので、
一定程度の物がクリアできれば僕は再稼働も私はというか、橋下さんもありとは考えていますよ。
私も、ま、それは合理的だろうとは思うんですね。
ただ、その時には
「10年とか20年とかの単位で確実に原子力はゼロになっていく」っていう事との取引だと思いますね。水野:はぁ・・・はい、お忙しいところ今日はどうもありがとうございました。飯田:はい、こちらこそ。水野:大阪市特別顧問の飯田哲也さんでした。ーーー水野:
近藤さ~ん、今日はですね、橋下さんのエネルギー問題のブレーンと申し上げていい、
飯田哲也さんのお話しを聞いていただきましたけれど、
どんな感想を持たれました?近藤:
あの、最後の方の言葉がちょっと気になってですね、
つまり再稼働も肯定的に織り込んでいけば、
事故がないとかそういう事を織り込んでいけばあるんじゃないかという趣旨の発言なかったですか?水野:そうでしたね。近藤:
あれは、かなり本質的な話で、・・うん、
なんかそこらあたりを落とし所にしているのかな?と受け止めましたけれどもね。水野:
うん。
再稼働を容認するための条件整備はいるけれども、何年で止めるとか、
でも、基本的にはそこが一つの落とし所になるのかもしれない、
そんな可能性を発言から受け取りましたがね、近藤:ぐじゃぐじゃしてますな、まだ。水野:はあ~・・・、
ま、あの、いろいろと伺ってみないと、ニュースの本質って見えてこないし、
今日はいい機会を得ていろいろとしゃべっていただけたなと、思いましたね。
またいろんな形でエネルギー問題を考えていこうと思います。
近藤さんありがとうございました。
ーーーーー5%の数字を出してきた関電の姿勢に対して、
飯田哲也さんの受け取り方と古賀茂明さんの受け取り方に違いがあるような気がします。
同じ5月16日、古賀さんはこう話していました。
関西電力の不足なぜ5%に?古賀氏が解説5/16モーニングバード(動画・内容書き出し)(上記ブログより一部抜粋)羽鳥:古賀さん、最初から5%という数字は出せなかったんでしょうかね?古賀:
いや、それは本気になれば出せた筈なんですね。
ですけど、彼らにも色々都合があって、
あんまり早く出してしまうと、さらに、
「もっとその上にこれができるじゃないか」、「あれができるじゃないか」と我々に言われてですね、
どんどん上積みされていくと、
結局「原発動かさなくても十分に足りるね」というところに持って行かれちゃうのでですね、
それを恐れてずっと出さなかったのが、
ま、もう大体ここまでくれば時間がないだろうという事で、
いまでも5%足りないって言っている訳ですよね。
ですから、この5%のところを埋められなければ、結局「原発動かせ」と、そういう話になってくるので、
ま、彼らにしてみれば、「もう時間切れで、今出しても何とかなるだろう」と、
そんな感じになってきたんではないかと私はみていますけれど。羽鳥:
実際に何度も直接会われて会議をされて、
対応とか印象とかは変わってきていますか?古賀:
いや、基本はね、変わっていないんですよ。
要するに、もう本当に時間がないので、必死になっていなくちゃいけないんですね。ー略ーま、ちょっとこのまま行くとですね、本当に「ちょっと足りないぞ」というところを押し通されてしまう可能性があるので、
あの、我々ん方からはですね、さらに新しい提案を出した数字を入れてですね、
「十分足りるんじゃないか」という話しも出していますんで、
さらにこれからもっともっと具体化して数字が積み上がっていくというふうに持っていきたいなと思っています。
「日本もこれまでプルトニウムを再利用することを原子力政策の柱としてきましたが、コスト面で大きな課題がある」NHK
“プルトニウム 地下埋設処分を”
5月10日 13時0分

原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用することについて、アメリカの研究グループは、コストが割高なうえ、テロに利用されるおそれがあるとして、「プルトニウムはすべて地下に埋設して処分すべきだ」とする見解を、発表しました。
この見解は、アメリカのプリンストン大学などの専門家4人が、10日付けのイギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表したものです。この中で研究グループは、原発の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用することについて、ほかの処分方法と比べて大幅に費用がかさむという試算を示し、「プルトニウムを再利用する方法は、コスト面で大きな課題がある」と指摘しています。
さらに、世界全体で民生用としてすでに250トン以上のプルトニウムが蓄積されており、核兵器にも転用できることからテロに利用されるおそれもあると懸念を表明しています。
そのうえで、イギリス政府が去年、プルトニウムを核燃料に加工する工場を新たに建設する方針を示したことについて現実的ではないと批判し、「すべてのプルトニウムを地下に埋設して処分する方法が最も安全でコストも少ない」と結論づけています。
日本もこれまでプルトニウムを再利用することを原子力政策の柱としてきましたが、東京電力福島第一原発の事故を受け、こうした政策を見直すかどうか、検討作業が行われています。
元ソース: (NHK news) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120510/k10015021411000.html
「福島や首都圏の除染の現状」山内知也氏4/30たねまきJ(内容書き出し)
山内知也先生のお話です。
東京から兵庫へ妻子を避難させている方からのお手紙から、
東京都にも放射線管理区域に指定しなければならない地域がある事。
その事を行政は住民に周知徹底をしていないし、
そして東京都には除染をするつもりがない事。
高濃度汚染の東京都都の境にある埼玉県では除染を進めているが
東京側が除染をしないので線量が思うように下がらない事。
しかし、東京都は一番濃い雲が上空にあった時には晴天であったために、
もっと恐ろしい事にならずに逃れる事が出来た。
天候と風向きに左右される汚染には距離は関係ない。
そして、山内先生が福島へ測定にいかれた時に、
「測定はしないでください」と現地に行ってから言われた事。
除染が終わっている郡山市の小学校ではいまだに放射線管理区域にしなければならない程の線量がある事。
そして、事故以前は子どもは大人の10分の1の基準で考えられる事が普通であった事をあげ、
20ミリシーベルトで家へ帰ってもいいとする国の方針に警告を発します。
大飯原発の再稼働と地元との考え方を、
この東京にまでも汚染がが及んでいる事実を踏まえて考えます。
たねまきジャーナル今日の特集です。
今日のテーマは「福島や首都圏の除染の現状」です。
この1年ですね、各地の除染という事でいろんな処を走り回って、
住民の皆さんのためにと除染の活動をしてこられました。
神戸大学の大学院教授の山内知也さんです
水野:
これまで、お電話などでお話しをさせていただいた事が、たねまきジャーナルでございますが、
今日はスタジオにお越しくださいました。ありがとうございます。
早速なんですけれども山内さん、お一人リスナーの方からメールがきまして、
この方は、「妻子を兵庫県に避難させているんです」っていう方なんです。
避難させているっておしゃるから、福島の方かな?って私は最初思ったんですが、
どうやら住所を見ますと東京の方のようです。
東京の方なんですが、奥さんと子供さんを兵庫県に避難をさせている。
そして「自分は仕事なので、東京都内では線量の高い場所で仕事を続けています」こういう方からお便りが来ました。
絵、この方がおっしゃっているのは
除染っていうのはね、必要だと思うんです。
子どもの通り道や学校などでは必要だと思うんですが、どこまで効果があるのかを疑問にも思っています。
こんなふうにおっしゃっているんですが、
山内さんはいろいろな除染を行ってきて、この方にお答えいただくと、どうですか?
東京でもこういうふうに子どもさんを避難させなきゃいけない状況の方もいらっしゃるようですけど、
そんなに東京でも、ま、かなり、今1年経って、気にしなきゃいけない状況ですか?山内:
多分、東京も地域に非常に依存すると思うんですよね。
で、特に東のあたりで汚染のレベルの高いところであれば、
避難するかどうかは、もう個々の方の判断であると思いますけど、
粘土であるとか、地衣類とか、水野:地衣類って苔みたいなものですか?山内:苔よりももう少し、あの、下等って言ったら失礼ですけど、つっ菌類ですよね。水野:菌?はぁ・・山内:はい、それが成長する時にセシウムをどんどん、どんどん溜めこんでいって、水野:だからキノコもセシウムを取り込みやすいっていうんですか山内:
一緒です。
それが地面に露出した状態になっているんですよね。
で、非常に私が思っていたよりも1桁ぐらい高い。水野:東京でも高いところが、1桁ぐらい高いところが・・山内:
東京でもあります、はい。
だからそういうところは率先して除染、掃除をするというようなところが必要なポイントはあると私は思っています。
東京の汚染地域平野:東の方と言うと、大体どの辺ですか?山内:
江戸川区であるとか、葛飾区であるとか、
私がサンプルというか、計測に行ったところがそうだという事だけなんですけれど、水野:
葛飾区のある公園での状況というのも教えていただけると思うんですが、
これは水元公園ですか?山内:
水元公園。地元では非常に有名な所なんだと思うんです。
実は、水元公園は事実上設計された様な方と一緒に
「計測してくれないか」という事で、水元公園の中を回ったんですけれども、
綺麗な芝生があったり、あとは池もありまして、そこに葦(あし)が生えていたりするんですけどね、
私が行きましたのは2月の事でして、葦はもう刈ってたんですよね。
で、例年は東京各地葦焼きをもちろんするんですけれど、それはさすがにもう今年はしないというふうになっている水野:それはセシウムを懸念してですか?山内:
そうです、汚染してるんですね。
燃やすとそのままセシウムを飛ばしてしまうという事になったので、
今年は葦焼きどこもしていないと思うんです。水野:東京の葦でも、燃やす事は止める山内:普通に野焼きをしちゃいけないんですね。水野はぁ・・平野:数値的にはどうなんですか?山内:
数値的には、空間線量しか測っていないんですけど、
公園の中の林ですかね、そこに葦を敷き詰めるような状態になっておったんです。
そこに入っていきますと、1mの高さで0.8~0.9マイクロシーベルト/時あるんです。水野:0.8~0.9マイクロシーベルト/時というのは、どのくらいの高さですか?山内:たとえば福島市のレベルとかね、そういうレベルですね。水野:あの・・・確か放射線管理区域に指定されるのが・・山内:それが0.8ですね、0.6かな?水野:
0.6マイクロシーベルト/時って・・・確かそうですよね。
・・・っていうことは、0.8や0.9マイクロシーベルト/時っていうことは、
えっ!?放射線管理区域に指定されるべきところが・・・山内:
ところが公園の中にあったんですよ。
だから、私は「すぐに立ち入り禁止にしなさい」とか、そういう事を申し上げたんです。水野:そしたら、そういうふうに実際なるんですか?立ち入り禁止に。山内:
えっとね、それをどこかの業者に処理してもらったという話だけを聞いたんですけれど、
その後具体的にどうなったか?というのは私は承知していないです。水野:でも、普通公園って言ったら、小さい子どもさんを連れてのんびり遊びに行きますもんね山内:
そうです。だから、我々の近くの方にも子どもさんが近づいて来ていたんで、
「こっちへ来ないでください」と一緒に注意喚起をしました。水野:そんなこと言われても、その地元の人達は「え?何で?」って、平野:あんまり行政が周知徹底をしてないんでしょう?水野:ねぇ~山内:行政は、していないですね。平野:ああ、そこが問題ですね。水野:はぁ~
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つづく
除染はしないという事ですね。
ですから環境省が基準で0.23マイクロシーベルト/時というのが一つの基準となっていますけど、水野:0.23マイクロシーベルト/時あったら除染しましょうと、山内:
あったら、除染するんであれば国が補助しますよと、いう事だと思うんですけれども、
東京はそれは「うちはしませんっていうふうに言っているんです。水野:なんでまぁ、また0.8とか0.9もあったら山内:ま、全部じゃないんですけどね。全部0.8とかじゃないんですけど、でも、水野:あるスポットだけでもね、山内:イヤ、あの、その外も0.23はあるんですよ。水野:あるんですか!?山内:あります水野:ほな本当に本格的に山内:本格的にする気であればできるんですよ。水野:なのにしないんですね。山内:東京はしないという方針ですね平野:東京都はだけど、がれきを引き受けるとかいう話があって、そんな話じゃないですよね、本来は。山内:だから、がれきよりも東京都の中のゴミ方がレベルが高かったり、平野:ねえ、足元の方がね。水野:えーーーーっ!?まずはそこの現実をみないとダメじゃ山内:だからそこからなんですよ、特に。水野:そうですよね、どっかの島こうてる場合じゃないじゃないですか山内:いや、それはよく知りませんけど(笑)水野:
それは別の問題かもしれません、でもこれは国がちゃんと責任を持って除染するというてる値なんだから、
国にやって下さいと、東京都が言えばいいんでしょ?山内:国じゃなくて、主体は多分自治体がやらなければいけないと思うんですけれど、水野:
補助が出るっていう事ですね、国からね。
はぁーだけど、これたとえば一つの池を東京都と埼玉ではさむような格好なんでしょ
ガンマ線は100m先まで飛ぶ山内:
そうですね、水元公園は東京都と埼玉県のちょうど県境にあって、
埼玉側が三郷市という町といいますか市なんですよね。
わたし、三郷市にも昨年6月に計測に行った事があるんですけれど、
この公園を回った時には「やっぱり結構高いな」と、で、
「この池の向こうは東京なんですよ」っていう話を聞いたんですけど、
ちょっと東京の方がその場合は高かったという事になりますね。水野:これ自治体が違いますと対応も変わってくる可能性がありますか山内:
三郷市は除染をするんですよ。
小学校の校庭なんかでも土を入れ替えたりした小学校も、もう現にあるんです。
で、これからどんどん綺麗にしていこうとしているんだけど、
池を挟んだ相手側の東京が綺麗にせんはったら綺麗になりません。水野:なりません?山内:なりません。水野:はぁ、除染っていうのはその場所だけを綺麗にする事では不可能・・・山内:
もちろんそのひとつのポイントのセシウムを除くという事はしなくてはいけないのですけれども、
ガンマ線で考えると、100m以上離れた所からであっても飛んでくるので、水野:100m離れても飛ぶんですか?山内:飛びます。水野:ガンマ線って山内:
ガンマ線は飛びます。
光と同じなんで、光と同じというか、光なんで飛んできます平野:ん・・・
水野:へぇ・・・山内:もちろん空気で散乱されたり、吸収されたりするんですけど、飛んできます。水野:はぁーー!平野:そもそもこのあたりにセシウムが飛んできたというのは、先生なりにどう分析されているんですか?山内:このあたりというのは水元のあたりですか?
3月15日晴天に東京は救われた平野:東京都に水野:だって、200キロほど山内:ええ200キロ離れていますね水野:
福島原発から離れているところで、こうやって放射線してい管理区域に指定されるべき値が出るという事は
どういう事ですか?山内:
これは一番濃いガスがやってきたのが、昨年の3月15日の当たりだったと思うんですよね。
で、その時は東京は快晴だった筈なんです。
ですからさほど多くのセシウムはくっつかなかったと、水野:これでも!山内:
で、そのあと、21日、22日当たりに、実は東京は雨が降っていたはずなんですよね。
その時に地上に降り注いだんですよね。
で、その時はだいぶ空気中のセシウムは薄くなっていたので、このレベルで済んだという事です。水野:えっ!?これでも、このレベルで済んだと思わざるを得ないような、山内:
思わなければいけないんです。
ですから、15日に雨が降っていたとすると、今の福島レベルに東京がなっています。平野:ん・・・・
水野:えぇーっ!
あの、平野さん、今ね、
原発再稼働を考える時に、再稼働には地元の理解が必要だと。
その地元はどこからどこまでをいうのかというのがいま大きな議論ですけれど、
大阪は大飯原発から100キロ。200キロなら和歌山平野:
だからこれを当てはめると、大飯のがいま大きな問題になっていますが、
これは大阪なんかも当然同じような距離になりますよね。水野:大阪は確か大飯原発から100キロだと山内:100キロです水野:
ですね。
今お話ししているのは福島から東京の水元公園、ま、200キロですが、山内:200キロ、倍ぐらいあります水野:100キロなんていうのは、これは・・・平野:和歌山あたりまで行くんですよね山内:和歌山、はい。水野:200キロで和歌山が入りますか。山内:ですから、福島と東京というのは大飯と和歌山県という、そういうことになります。平野:兵庫、私が住んでいる兵庫県なんかもすっぽりですね。水野:すっぽり入りますよね。山内:もっと近いところですね。水野:京都も滋賀はもちろんですけれども、山内:
ええ、ですから、汚染のレベルで言ったら、
もちろん近いところにガスが沢山やってくるだろうというのはその通りなんですけど、
雲はもっと広がっていきますから、雲がやって来た時に降雨があるかどうかですね。
特にセシウムの場合は。水野:雨が何時降るか、そして、いわゆる風上か風下かですよね山内:
そうですね、だから雲が、
セシウムを含んだ気もがやってきている時に雨が降ると、
非常に高濃度の汚染を地上に残していくという、そういう事です。
そこが一番汚染されるという事です。水野:
あぁ・・・
地元かどうか?っていう事をね、もし、放射能の影響を強く受けるかどうかという言葉に置き直すとしたら、
ねー、もう、お天気任せですやん。風と雨で決まる。山内:そうです、風と雨で決まるんです。平野:再稼働論議はこの辺のところからやっぱり規定していかないとダメでしょうね。地元と、水野:分かっておかないと、何となく地元っていうイメージでね、私なんかも考える山内:
もちろん近いところに多くの物が落ちるというのは、もちろんその通りなんですけれども、
あの、ほんと・・雨ですね。
雲がどう来ているのか、その時にたまたま雨が降るのか、雪が降るのか、
それによって汚染は大きく変わります。
これは今回福島でもそうですし、チェルノブイリでもそうなっていますよね。平野:ん~・・・
水野:ふぅ~ん・・・・・
あの、先生は実際に福島でね、普通に人が暮らしていらっしゃる地域の
「除染をして下さい」というお声を聞いていかれる訳ですけど、
郡山での例もあるそうで、これはどういう事でしょう?
福島での現実山内:
私は一番多かったのは小学校とか幼稚園の計測をしてくれないかという事で行く事が多かったので、
いざ行くと、「できなくなりました」ということで、水野:なんでですか?山内:
教育委員会なり、なんなりの方が
「やめて下さい」って言ってきているんですという、そういう説明を私は受けるんですよね。
私はお手伝いに行くだけなんで、そこまでで止まるんですけど、
郡山は2月に行ってきたんですけど、
郡山市の議員さんが私を紹介してくれた格好になっていて、学校とも話を付けてくれていたみたいなんですよね。
その中に入れて頂いて、校庭をくまなく2cmの高さと1cmの高を、
線量計を二つ持って友人たちと一緒に回るというようなことをしました。
小学校だったんです。
ふたつで、1つの方は83カ所。もう1つは69カ所まわって、
一つの基準で言うと先程の0.23マイクロシーベルト/時なんですけれども、
それより低いところを探すのが難しいんですよ。水野:つまり除染しなくてもいいというスポットは、ほとんど山内:ないんです水野:なくて、山内:無い、無いんです。
学校全部が全部除染しないといけないレベルなんですよね。
で、水野:そこで今子供たちはどうしているんですか?山内:
えっとね、運動場の使用は時間制限をしているという形でした。
だけど、「今年はそれを外そうか」という議論をしているんだという事を言ってて水野:えーー、それはもう「1年経ったからもうええか」っていう意味ですか?山内:そうですね。
だから今4月、もうすぐ5月になるんで、ちょっと、結果は私は聞いてないんですけれども、
グランドが0.3とかですね、あるんですよね。水野:除染しなきゃいけない数値ですよね山内:
もう除染はしたんです。
して、土を全部表面を取って、汚染しているものは深い穴を掘って埋めているんですよね。
で、上から覆土をしまして、水野:覆っているんですね、土を上から山内:覆っているんです。
ですからどうも、計測している限りはグランドの土はきれいなんです。
セシウムついていないんです。水野:ほう!ならなんでそんな高い数値が?山内:
学校の外から飛んでくるんですよ。
さきほど申した100m飛んでくるっていうやつです。水野:ああ!山内:だから、学校の中だけ綺麗にしても学校の線量は下がらないんです。外。水野:ええ!平野:山で盛れば済む山内:
そうですね、一つの方は法面があったんですね、
法面が非常に高い汚染になっていて、グランドの土は綺麗なのにそこを除染していないから、空間線量は高いまま。平野:その法面の除染なんていうのは物理的に無理なんでしょ山内:いや、できます平野:出来るんですか?山内:出来ます。簡単に。平野:ものすごい広い面積になるんでしょ?山内:いやいや、そんなことないです。グランドの方が広いぐらいなんですね。平野:そうなんですか
水野:できるんですか山内:できます。平野:だけど、現実的にはどこもしようとしていない。山内:しようとしていないですね。平野:なんで?山内:先生がいてはって、
「ここの電量が高いからここの除染が先じゃないですか?」って申し上げたんですけど、
「あ、それは私も知っています」水野:知ってます・・山内:
「知ってます。だけど、その法面が学校の敷地なのかそうでないのかはっきりしなくて調べてもらってるんだ」とか
なんかそんなふうな事を2月に言うてましたね。
だから、のんびりし過ぎてるように、私なんか話を聞いていて思ったんですけれども、水野:子どもたちの問題ですからね山内:だから、除染を徹底的にするんだという意思が感じられないんです。平野:これはもう、教育委員会が何かそういう方針を打ち出したんじゃないですか・山内:
良く分からないですね。
だから、学校の外になると、学校はもう全然ものを言わないし、
学校の中に対しても言わないし、
だから子供の20ミリシーベルト基準も、学校の中は撤回という話になったけど、
結局、避難する基準とか、そういう意味では20ミリシーベルトが生きたままに今、なっていますよね。
基準の考え方 子どもは大人の10分の1水野:
今、結局国が言っているのは
「1年間に20ミリシーベルトまでのところだったら、皆さん帰って下さい」という方向ですよね。山内:そうです。水野:
「帰っていいですよ」という方向。
で、これは、大人も子供も一緒・・?にされた数字なんですよね。山内:一緒ですね。そうです。水野:これについてどう思われます?山内:
いや、普通にこの事故が起こる前には、何か基準を考えた時には
常に子どもはほとんど、半ば機械的に大人の10分の1っていうのでやっていたんですよ。平野:ほぉー水野:大人はもともと年間1ミリシーベルトですよね山内:1ミリだとすると、子どもは0.1にしようとかね。水野:あっ!そういうふうにもう自動的に考えられていた山内:
そう、自動的に運用してましたね。
で、ICRPの昔の文書なんかでも、そういう事を書いてあるのがあるんですよ。水野:えぇーーっ!山内:ですから、もし20ミリシーベルトっていうんであれば、ま、2ですかね。水野:少なくても子どもたちには2にするべきである。山内:ええ。
1だとすると0.1であるという。
そういうふうに読み替えるべきなんだと思うんですけどね、水野:
じゃ、たとえば今、0.8とか0.9マイクロシーベルト/時あるというような学校の状況に、
1年間いたらどうなるんですか?
除染の正しいやり方山内:
それは具体的に計算してみないと分からないんですけれど、
実はね、幸い学校の校舎の中は結構低いんです。
で、むしろ、学校の校舎の中にいてる方が、家の中にいるよりも線量が低かったりしているんです。水野:なんでですか?山内:家が汚染されているからなんですよね。水野:一軒家とか、木造とか、そういう事も関係しますか?山内:
もちろん関係します。
鉄筋建てでも例えば3階なんかだとすると、3階が一番高いとかね。
で、家なんかでも、外がもう除染しているような場合でも家の中が0.3あるとか。
子どもの寝室が0.4あるとかというケースがあるんです。水野:えぇーーーーっ!山内:
ですからそれは家の屋根が汚染されてしまっていて、
屋根に関しては除染は高圧洗浄水云々っていう話になって、なんか、水野:あの、ジェット噴射みたいな、シャーッ!って・・山内:ええ。
で、あれでなんか落ちるような雰囲気で、国も一つの「お薦め」みたいなことでやってるんですけれども、
落ちないんですよ、あれは。水野:
落ちないんだ。
なんかもう、葺き替えちゃうとかそんな話まで、山内:
葺き替えると落ちます。
私の知り合いで二本松で幼稚園をされているところがあるんですけど、そこは葺き替えまして、
0.3とか0.4あった園舎が今は0.1代にまで下がりました。水野:それ、葺き替えるお金って・・・山内:そこはもう、自分のところで出したんでしょうね。水野:うッわぁ~~平野:これは何百万っていうお金が山内:三百万円って言ってました水野:うわぁーーーー平野:とてもねぇ、そんなに簡単に出せるお金じゃないですよね。山内:はい平野:しかもその一軒だけやっても、やっぱりさっき先生がおっしゃった周囲から、してないと山内:周囲から来ます平野:そうですよね水野:莫大なお金が必要だという事も・・山内:
そこはまだ、幼稚園であって、お寺さんであって、いろんなところからも協力もあるんで、
で、線量計なんかも随分そろえているんです。
食品も測っている。
たとえば子どもたちのおしっこも測ってる。
そういう活動をずっとされてて、
どこをどういうふうに改良していけば空間線量が下がるのか?という視点で除染をやっているんで、
効果が見えてきているんですけど、
殆どがそういうふうな計測とかをしながらはしていないですね。水野:ん・・・先生からご覧になると危機感が薄いという・・山内:いや、あの、それは責められないんですよ。水野:もちろんです、責めることはできませんけどね。山内:出来なくて、ただ、全体的なプランがまだでき上がっていないんじゃないかなと、水野:そこですね、
ま、しかしながら再稼働の話が進んでいるというのが現状で、
その議論をする時にも、こういう事実を知った上で、話をね、自分なりに深めたいと思います。
今日は神戸大学の大学院教授の山内知也先生、どうもありがとうございました。
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瀬戸内寂聴さん「恐ろしい国ですよ。滅びつつありますよ」「もう、政府がけしからんと思っています」モーニングバード5/3(書きだし)
2012年5月3日 テレビ朝日モーニングバード
瀬戸内寂聴さんのインタビュー内容
瀬戸内寂聴
誰かに任せておいてどうしてなくなるんですか?それはもう、自分たちでなくそうと努力しなければなくなりません。
だって、なくしたくない人たちもいるんだから、その利益のためにね。
だから私たちは悪いと思ったらですね、それはやっぱりね、自分たちで闘って
不必要なものはなくさないといけないです。 -昨日作家の瀬戸内寂聴さんらが参加したのは関西電力の大飯原発再稼働に反対するハンガーストライキ。体なんていたわっていたらこんなことできませんよ。 -寂聴さんは午前9時過ぎから夕方まで、経済産業省前に座り込み、政府を痛烈に批判しました。

日本は原爆を2度受けてて、
わたしが生きてきた90年でね、こんな悪い時代はなかった、って言っているの。
戦争中の方がね、まだ、ましでしたよね。
恐ろしい国ですよ滅びつつありますよ
これから生きていくね、若い人とかね、
子どもたち、生まれてくる子はどうするんですか?と、
どうやってそれをね、平気で恐ろしい国に渡せるんですか?だから、それはとてもね、今悪い状態ですね。それをどうして政治家が感じないのかがね、本当に鈍いと思いますね。
だって今の政府が再稼働をしようとしているんでしょ?ドジョウはそんなことしませんよ。
本当のドジョウは。もう、政府がけしからんと思っています。 ー原発事故以降講演などで反原発を訴え続けてきた寂聴さん。
今回食事も取らず長時間の座り込みに参加したのは、
政府を批判する一方で、もう一つどうしても訴えたいことがあったからだというのです。
それはいったい・・・羽鳥:年齢ね89歳という事を考えるとこのハンガーストライキというのはかなり強い行動ですね。松尾:それはもう、「自分の意思をちゃんと表明しなさいよ」という事を背中で教えて下さっているような感じがしますね。小松:
寂聴さんの非常に切なる願いというのが伝わってくる一方で、政府に対する批判もさることながら、
寂聴さんはこんなこともおっしゃっていました。
国民が原発事故がどれだけ怖いかまだ自覚していない。再稼働しようとしている政府も悪いが、その人たちを選んだのは我々国民。
我々にも責任がある。
羽鳥:玉川さん、この寂聴さんの訴えっていうのはどうですか?玉川:
やっぱり、寂聴さんは敏感なんだと思うんですね、
やっぱりこの国が戦争中のような悪い時代に、今悪いっていうんじゃなくて、
そういう状況に向かっているっていうのを、やはり、ま、女性としてというかね、
命の問題として感じられているんじゃないかと私は思うんですね。
ま、明日は憲法記念日ですけれども、
一部の人がね、またこの国を戦争ができる国にしたがっているように私は感じてしょうがないんですけれども、
そういう事に関しても私たちはやっぱり敏感でいなければいけないなっていうふうに改めて思いますね。羽鳥:
胡桃さん(立花)も、買い物とか、実際に食べ物とか買う訳ですけど
そういう事で感じることが多いって言っていますね。立花:
最近だと太平洋産っていうのがすごく多くって、「太平洋産」
大きく産地とかを表示しないと売れないみたいで、
スーパーへ行っても、結構みんな「気にしていない、気にしてない」って言ってても
原発の影響ってあるんだと思うんですよ。
やっぱり、私たちみたいなものがね、声を上げてもすごく微々たるものだけど、
寂聴さんみたいな、結構有名であり、カリスマ的な存在がある人がこういう行動を起こすと、
私たちも行動を起こしやすくなるし、
本当は「脱原発!」って訴えたいけど、
でもなんかホラ、周りに敵を作りたくないとか、
ひとりぼっちになってしまうような気がして行動に移せない人が多いと思うんですよ。
やっぱり、寂聴さんがこういった行動をされることはすごく大きな意味があると思います。玉川:
やっぱり、国を守るのは女性なんだろうなと、私は思いますよ。
この寂聴さんの言葉で、多くの女性がまた、反応してくれるんじゃないですか。小松:
あまり一方的な批判だけでなく、我々国民にも責任を負いなさいというメッセージも
何か「ハッ!」とさせられるものがあるような気がいたしました。ーーー5月2日の寂聴さん関連ブログ↓
夕刊1面に大きく「脱原発 不動の決意 寂聴さんらもハンスト」午前九時すぎに紫色の法衣姿で現れた寂聴さんは、
胸元に「再稼働反対」の鉢巻きを留めて座り、
「九十のばあさんがここに座ったら、マスコミに取り上げられ、
それを見た若者が張り切って行動してくれると思って」と話した
今月十五日、満九十歳の誕生日を迎える寂聴さんはさらに、
「これまで生きてきて、福島の原発事故のような恐ろしいことは戦争以外に一度もなかった。
政府は再稼働をどうして焦るのか。
原発事故は人災であり、同じことを繰り返しては子どもや若い人たちがかわいそうだ」などと訴えた。
原発ゼロへカウントダウン~経産省前5/2インタビュー鎌田慧さん・瀬戸内寂聴さん・澤地久枝さん(書きだし)わたしはね、前の戦争を経験しています。
だからその時にはね、もう非常に素直な人間だったからね、
もう、情報を全部信じていたの。
だから「勝った勝った」って言ったら勝ったんだってね、ちょうちん行列したりね、そういう事をしていたんですよ。
だから日本が負けるなんていう事はね、夢にも思わなかったの。
だけども、もう、見事に負けたでしょ?
その時私は北京にいて北京で終戦を迎えましたからね、
もうとても、殺されると思いましたよ、もう自分のことはね。
その時は本当に大本営の発表を信じてたね、自分の愚かさがね、もうつくづく戦後嫌になってね、
それで私はもう、
今までは人の言う事をよく聞いてきたけれども、
これからはもう、自分でね、こう触ってね、体で感じたね、ものでないと信じまいと思ったんですよ。
世の中に出ているね、ニュースっていうのはね、決してその真実じゃないと私は今思っているんですよ。
だからね、「何でも疑ってかかりなさい」っていう事をね若い人に言いたい。
--
「どうしても原発を動かしたい関西電力の裏事情」「本当に関西電力は足りないの?」「原発ゼロになると誰が困る人?」(そもそも総研5/3)
20120503a関電を破綻させないために原発稼動 投稿者 bakaTepco14
「そもそも あと3日で原発全停止 この夏集団自殺しないといけないの?」という内容で、関西電力のこの夏の電気は本当に足りないのか?を再度検証。
どのようにすれば電気は足りるのか?3つのポイントで説明しています。
そして原発再稼働をしないと困るのは誰なのか?
河野太郎氏がズバッとこたえています。この番組の中で私が一番押さえておきたいと思ったところは
関西電力がどうしても原発を動かさなければならない理由です
ですので、番組の間の部分ですが、この部分を先に書き出します。ーーーーー
どうしても原発を動かしたい関西電力の裏事情
電気が足りないという事はどうもなさそうだな
じゃあ何で、足らすことができるのに、再稼働、再稼働なんだ?っていう話をわたくし古賀さんに聞いてきました。
大阪市統合本部古賀茂明特別顧問:
関西電力にこの間エネルギー戦略会議に行って、関西電力に質問してみたんですね。
彼らが言っているのは「電力が足りないから動かすんじゃありません」と
「電力需給と原発を動かすかどうかは関係ありません」というふうに、はっきり何回も聞いたんですけど、ハッキリ言いきりました。関西電力(エネルギー戦略会議4月24日)

基本的には安全な原子炉は稼働させていただきたい。
需給の問題とは切り離して考えております。

夏場の需要とは、あの、関係を考えておりません。
玉川:
なんで関西電力はそんなに原発を動かしたいんだという事なんですか?
これは何のためですか?古賀:
これは、企業としての事情があるんですね。
関西電力の純資産が今1.8兆とか、ま、2兆円弱あるんですけれども
その純資産を構成している資産のうちですね、
原子力発電設備と、それから原子力の燃料。
これを合わせた資産がですね、8000億から9000億ぐらい、
大体半分ぐらいはあるんですね。
そうすると、これをもう使えないんですという事になった途端にこれは資産ではなくなります。
ですからその分資産からポン!と落ちちゃうんですね、
玉川:なるほど、なくなっちゃう。古賀:そしたら、純資産1.8兆、1.9兆というところから、もう1兆円ぐらいまで落ちちゃうんですよ。
で、その上に昨年度すでに3000億ぐらい赤字が出ていますね。
これで損失が出てきますから、
それに今年度も5000億ぐらい赤字になるかもしれないと言われていて、
そうするともう8000億ぐらい。
そうしたら純資産がほとんど食いつぶされて、ま、ちょっとだけ残るというような形になります。
で、来年度また何千億か赤字を出すと、
その時点で債務超過になってしまうという可能性があるという事ですね。玉川:債務超過っていう事は、要するに破たんですか?古賀:そうです。
これは絶対に避けなければならないことですから、
従ってもう、永久に動かす。
(管内に)ある原子力発電設備は基本的に動かすんです。
ーーー羽鳥:う~ん・・電力不足には関係ないんですね。玉川:「関係ない」って関西電力が言っている訳ですから。つまり、「経営のために動かしたい」っていう事があるわけですよ。
どういうことか?っていうと、
古賀さんのインタビューの時よりも新しい決算が出たんで、その新しい決算に基づくと、純資産、資産から負債を、ま、貯金から借金を引いたものですね、それが1兆5000億円位あるんですよ。
で、この中に、原子力関係の資産というのが、発電設備と核燃料を合わせると9000億ぐらい。
で、これをもしか使わないという事になると、これが資産から落ちちゃうんです。
そうすると、ここからこれを引くと、6391億円になっている。
いま、赤字記帳です。赤字記帳で、2011年度に2400億を超える赤字で、
これがあと2年ぐらい続くと、(純資産が)なくなっちゃうわけですよね。
そうすると破たんだよと。いうことなんで、ともかく関西電力は動かしたいというのは、
もちろん安全が確認されたらという事は関西電力も言ってますけれど、
ただ、経営のために動かしたいんだと。
だから電気が足りる足りないじゃなくて11基全部動かしたいんです。赤江:この理論でいくと関西電力はもう永遠に(原発を)続けていきたいと。玉川:
永遠に原発を続けていかないとできないような経営状況というかね、
そういうふうな形で今までやってきたんですよ。
原発をそれだけ増やしたっていう事はね。立花:
関西電力は自分の会社が倒産しないために、原発をずっと動かし続けていきたいという事なんですね。玉川:
それはそのように、そのまんま(関電は)言っています。
それだけじゃないんですよ。
実はですね、これはいま、バランスシートの話ですけれども、
前に総括原価方式っていうのをやりました。
これは、じゃあ利益ってどうやって決まっているんですか?って言ったら、
資産に、たとえば3%とかをかけた分が利益なる。
だから資産の部分がごそっと無くなると、資産から生まれる利益もごそっと無くなるわけですね。
仮に原子力関係の資産が9000億だとしてこの3%だとすると、3×9=24ですよね、
だから200何10億というお金が、毎年入ってくる筈だった利益が無くなっちゃう訳です。
だからこれも大きいんです。そもそも総研 総括原価方式ってなに? 2011年7月11日放送 動画&内容書き出し
5月3日そもそも総研
そもそも あと3日で原発全停止
この夏集団自殺しないといけないの?
全篇内容書き出しは
続きを読むへ
そもそも あと3日で原発全停止
この夏集団自殺しないといけないの?
玉川:
今日のテーマは「そもそもあと3日で原発全停止」ですね。
この夏集団自殺しないといけないんでしょうか?羽鳥:ちょっとね、この言葉がね、すごい言葉でビックリしましたが、玉川:
いやぁね~、怖くなっちゃってねわたしも、怖くて怖くて調べてみました。
こちらですね、こういうふうにおっしゃっている(集団自殺)一方で、
総理は火曜日に「原発ゼロで夏を迎える選択肢がある」そういう選択肢もありますよという事を話したと。
ま、ちょっと変わってきているのかな?と
この辺はもしかしたら「世論の動きが影響を与えているのかもしれないなぁ」と私は思っています。
で、世論の動きはここで出てきますけれども、その前に電力会社が示す需給見通しというのを確認しておきましょう。2010年並みの猛暑があった場合には、日本全体で0.4%不足すると。
0.4%位なら何とかなるんじゃないかな?なんて、私なんかは思えるんですが、
ただですね、こういうふうに中を見てみますと、マイナスのところがあって、
この関西16.3%のマイナスというふうに関西電力は申告しています。これ、本当だったらやっぱり大変ですよ、というふうなことで、
しかし「ほんとうですか?」というふうなところで、政府や電力会社の需給見直し
信用しますか?しませんか?というところで世論調査を朝日新聞が行いました。
信用しないっていう人が66%もいるんです。
羽鳥:今世論調査見ると、「どうなんだろうこの数字信用できないな」って見る人が多いですよね、やっぱり。松尾:流れとか政府の発表とかそういうものを見ていると、そうなるのもさもありなんという感じがしますね。羽鳥:胡桃さんだってそうですよね、「本当なの?この発表」って思いますよね。立花:こんなにコロコロ、コロコロ意見が変わるような人たちのことをいちいち信用できないですよ。羽鳥:言い方厳しいですけど、そういう人が多いんじゃないかと玉川:厳しいですね。で、関西電力の不足分16.3%というのは大体500万kw足りない。
500万kw足りないというのをちょっと覚えておいていただきたいんですけれども、
じゃあ、本当にこの関西電力は足りないのか?という事で、まずですね、
わたしこのお二人にお話しを聞いてまいりました。おひとりは、需給検証委員会という、やっと国家戦略室に近いものが出来ました。
今やっています。討議をやっています。
そのメンバーの一人である植田先生、京都大学の植田教授にお話しをうかがったのと、
それからいつもの環境エネルギー政策研究所の飯田先生ですね、
お話しをうかがってまいりましたので、まずVTR!
ーーーVTR本当に関西電力は足りないの?果たして、本当に電気は足りないのでしょうか?
まず私たちは政府の需給検証委員会の植田さんに聞きました。
植田和弘:実はたとえば、昨年の夏ですね、
東京電力管内、東京都では18%節電が出来たというのがあります。
ところが関電が見込んでいる節電は(3%と)非常に少なくてですね、
まあ、東京電力並みにやると相当需要を減らせるのではないか。これがひとつです。東京都の話を聞いてみますと、特に照明とか空調とかですね、
ま、業務系のところで、あまり工場の輪番操業とか、土日シフトとか、
なかなか続けられないと言われているようなそういうものではなくて、
むしろビジネス的にも儲かったり、快適さを失わないで出来る節電。
そういうものだけでかなりの節電が可能だったと、こういうことですね。
節電すれば経費削減にもつながり、ビジネスとしてもメリットが生まれます。
今のところ関西電力の節電見込みはわずか3%。
今年の東京電力の10%並みに節電はできないのでしょうか?植田:関西電力管内も、実は東京電力管内とよく似ていて、業務系が4割ある。
東京電力管内と同じく業務系が占める割合が大きく、関西でも多くの節電ができると植田さんはいいます。
さらにもう一人、環境エネルギー政策研究所の飯田所長に話を聞いてみると、玉川:他電力会社からの融通って、これは?
飯田哲也:これは、西日本全体の6社で、安定供給する体制を早く政府が背中を押してやればいいんですね。
そうすると、関西電力は厳しくても、中部、中国、北陸のこの3社がかなり余裕があるんです。
玉川:どのくらいあるんですか?飯田:本当に暑いピーク時でも、それでもなお900万kw余っているというのが我々の資産です。玉川:そうなんですか、飯田:
それを全部関電に提供する訳にもいかないので、
彼らの予備率を置いておいたとしても、
ま、ざっと300万kwぐらいは融通できる余地があるというふうに我々は見たてています。 これに自家発電による電力を加え、
関電が出す需給予測からトータルでどれだけの改善ができるのでしょうか?
ーースタジオ玉川:
これ、実はですね、モーニングバード、去年からですね「電力足りるんじゃないか」っていうのは4回目ぐらいなんですよ。
またやります。
また新しい話が出てきていますんでね。
で、ポイントが3つある。
ポイント1 東京並みの節電をする羽鳥:できそうな感じですよね玉川:
そうなんです。これも工場を止めるとか、土日に工場の人に働いてもらうんじゃなくて、
たとえばテレビ朝日があるようなこういうオフィス。
こういうところの電気を間引いたりですね、
それから28℃設定にするとかね、
そういうふうな、そんなに苦しくない。羽鳥:廊下が真っ暗だったんですけど赤江:そうでしたね。特にでも不都合を感じずに暮らせましたものね。羽鳥:最初はね、「暗いな」って思ったんですけど、慣れてきたら「ま、この暗さでも大丈夫かな」って立花:楽しくなってきますよね、節電が。環境にいいことしているんだとか玉川:節約する事は日本人は好きですからね。
で、たとえばですね、
まず500万kw足りないって先ほど言いましたけれども、
東京並み、東京は去年は18%節電したんですよ。
今年は18%はなくても10%ぐらいはね、節約するだろうと、
で、関西電力は3%って言っているんで、10%並みにするだけで212万kwの需要が落ちるんです。
原発2基分よりも多いのね。
再稼働する2基分はこれでも行けちゃうっていう話なんですね。ポイント2 節電で供給力もUP!玉川:
節電というのは実は、供給力もUPさせる。
節電って今重要にきくっていう話をしましたが、実は供給にもきくんです。
どういう事か?っていうと、これ、揚水発電の話になるんですが、
揚水発電というのは夜の間に発電所から電気を送って、下のダムから上のダムにずーっと水を上げる、汲み上げる。これを昼になると、今度は上のダムからしたのダムに水を落として、ま、水力発電ですよ。
それを供給する。これが揚水発電なんですが、
これポイントになるのは発電出来る総量っていうのが決まっているんです。
なんでかっていうと、この上ダムの水の量が決まっているんで、
発電出来る総量というのが関西電力管内で3500万kwh。
この面積、これが発電できる量なんですね。
フルで発電すると432万kw出せる。で、フル発電だと8時間程度しかもたない。
ところが、例えば16時間とか持たせようと思ったら、同じ面積しか使えませんから、
そうすると供給力が半分ぐらいに落ちちゃって、これは当たり前のことですよね。で、節電がどう聞くか?っていう話なんですが、
節電しないとこういうカーブになっていて、
揚水を使わなくっちゃいけない時間っていうのが長くなるわけですね。じゃ節電するとどうなるか?って言うと、この赤い線がぐっと下がりますから、
羽鳥:赤い線は何?玉川:赤い線は需要です。黒い線が供給ですね。
だから需要が供給を上回っている時間がこれだけあるんだけれども、
節電してこの山をグーッと下げればですね、この部分(足りない時間)が短くなるんですね。
短くなれば、揚水をフルで発電できる。
というふうなことでフルパワー使えるじゃないか、ピーク時に。
ということです。
さらに、夜節電するとですね、夜どんどん、どんどん電気を送って汲み上げをすれば満杯に出来ますよ、と。
いまだと「満杯にできない」って言っているんですけど、
この二つでじゃあどうなるか?って言うと、
揚水216万kwがフルで使うとまた216万kwきます。432万kwそうすると、この二つでもう400万kw超えましたよね?
さっき足りないのは500万kwといいました。
もうちょっとですね。
ポイント3 他社からもっと買おう!玉川:
他社からもっと買いましょうよっていう事なんです。
関西電力だけだったらやっぱり足りないかもしれない。
しかし、隣の北陸電力・中国電力・中部電力
こういうふうなところでは飯田さんの試算によると、900万kw位はピーク時でも余裕があるだろうと、
全部は無理だから、そのうちの3分の1ぐらいは送れるんじゃないか。
それから自家発電も、さっき言った西日本全体で言うと、700万kwぐらいある、
そのうちの100万kwぐらいは持ってこれるんじゃないかというと、
超えちゃうんですね、もう。
で、どれ位足りるか?っていうと
333万kw足りる!足りないのが500って言ったのが300万kw以上足りる計算になりますよ、と。
無理がない話ですよ、と。
いうふうな話なんですね。羽鳥:計算上ですけれども、足りるんですね、やっぱりね。玉川:
だから野放図に使えば足りませんよ。
だけど「今年は大変なんです、皆さん頑張りましょう、知恵を出しましょう努力しましょう」ということであれば
「足らすことができるんです」というところがポイントなんですね。赤江:関西だけなんで3%ぐらいしか節電できないというような数字が出るのか、玉川:関西の人ってそんなに節電嫌いですか?赤江:いや、むしろきっちりと、そういうの好きだと思いますよ。玉川:ねっ!、節約とか倹約とか大好きな筈ですよね立花:ピーク時だけ料金とか上げちゃえばね、玉川:ま、そういうのももちろんある立花:だからいくらでも工夫のしようがあるっていう事ですよね。玉川:そうです、工夫をしなければもちろんダメです。工夫はできるでしょう、私たち日本人は。
電気が足りないという事はどうもなさそうだな
じゃあ何で、足らすことができるのに、再稼働、再稼働なんだ?っていう話をわたくし古賀さんに聞いてきました。※この部分ブログの最初に抜き出し
原発ゼロになると誰が困るの?玉川:
はい。ではこういうふうなことで、この夏原発ゼロになるといったい誰が困るのか?
もうそもそも論ですけれども、羽鳥:
でも今までの話を聞いていると、努力すればっていう前提ですけれど、
なんか誰も困らないっていうか、大丈夫なんじゃないかなって思いますけど、使う方は。玉川:思いますでしょ?
でも困る人がいるんです。
じゃあ、その困る人は誰ですか?というのを聞いてきました
20120503b原子力必要というフィクション 投稿者 bakaTepco14ーーVTR玉川:
この夏ずっと原発が稼働無しで乗り切れてしまったら困る人、
これ、どういう人が困る人で、なんで困るんですか?
自民党 河野太郎衆院議員:困るのは原子力ムラなんだと思うんです。
美味しい原子力利権がですね、福島の事故で崩れそうになった。
それを必死に今、利権をまだ擁護しようとしている人にとってみると、
一番電気が必要な時に原子力がいらなくなったら、
「別に原子ろく入らないよね」という議論が強くなってくる事を非常に恐れているのが
”原子力ムラの住人”といわれている人たち。
つまり経産省の人間、電力会社、あるいは東大をはじめとする原子力工学の先生方、
あるいは原子炉メーカーもそうかもしれません。
あるいは電力の労働組合の支持をもらっている民主党の議員、
献金をもらってきた自民党の議員、
そういう人から見ると、その原子力の利権というのが、どこかに飛んでいってしまう。
そういう事になりかねないから、
やっぱりどこかで原子力発電所が動いていて、
そのおかげで電気がついているんだという、フィクションを維持することに、
彼らは意義を感じているのかもしれないと思います。玉川:
この夏はもう、しょうがないじゃないかと、
で、本当に原発が必要かどうかっていう国民的議論は、
この夏を乗り越えた後に、まさに冷静に、選択肢も増えた中でやれば、
その誰もが原発をいらないという事でもないと思うんですよ。
あえて下手にやっているようにしか見えない、これは何なのですか?河野:
つまり国民を脅して、国民をだまして、やってしまえばそれでいいんだという、
これが実は原子力ムラのカルチャーそのものだったんじゃないのか。
要するに国民の信頼を取り戻して、信頼される原子力をやろうなんていう人は
実はムラの中にほとんどいないんじゃないかなと。
ーーースタジオ玉川:そういう意見なんですけれどもいかがですか?羽鳥:
わたしたちは困らないという事ですね。
頑張って努力をすればという前提で。
松尾:
あの、仙谷さんが「集団自殺」という言葉を使ってまで国民を脅すっていう状況はね
この方はもともとそういう、なんかささくれ立った言葉を選ぶのが好きなんじゃないかなっていう印象はあるんですけれど、
ただ、今の河野さんの話しを基にして考えると、
仙谷さんは、じゃあ、どういうモチベーションでそういう脅しをかけられるのか?っていうことが、
すごく疑わしくなってきますよね。玉川:なんか私もお話しをうかがいたいなっていうように、最近強く思うんですけどね、ええ。赤江:
でも、政府としても長期的にはこの原子力のエネルギーを縮小していくというような事を言ってましたよね。
そうすると、この関西電力の経営が成り立たなくなる。っていうのと、
議論がこう、相反するっていうのか、
成立しないですよね。玉川:
ま、そこは、知恵を出すしかないと思いますよ。
たとえば「原子力はもう国の責任でやります」と、フランスのように、やるならやるでね。
だから、関西電力や民間が持っている分についてはリスクが高すぎるから、
原発の施設は国が全部買いますと。
買った上で動かすか、動かさないか、廃炉にするかは、国民的議論で決めます。
原発さえなくなればですね、あとは原発がなくなったうえで、電力供給をやって下さいと。
そのかわりいろんなところが参入して競争してやりますよ。
いうふうな形になっていくというのが一つ考えられることですかね、はい。羽鳥:全部止まると、なかなかこう、もう一度動かすというのはちょっと大変になってくるじゃないですか、世論も、玉川:ま、そういうことなんです。羽鳥:あと3日以内に再稼働ってあるんですか?玉川:いや、それはもう。
枝野さんも「一瞬ゼロになる」ってね、思わず言っちゃいましたけど、
ゼロになるというところはもう織り込み済みで、
野田総理もですね「夏はこのままゼロで行かざるを得ないかもしれないな」というふうなところまでは
少し選択肢として織り込んできているのかなというふうなことはあるかと思いますね。羽鳥:じゃもう、みんなで努力して乗り越えれば、そのままっていう可能性もこの夏を越えたら出てきますかね玉川:
ただね、原子力やる人も、原子力の信頼は一回失われたんだから、
失われたんだったら、失われたなりの事をやって、それを取り戻さないともうダメなんですよ。
ただ、取り戻そうとしている態度っていうのがやっぱり見えないなというところは、
河野さんも感じていらっしゃるし、私も思うんですが、で、ま、今日の結び。
再稼働しないと集団自殺のようなものは原子力ムラかも!?ま、よく考えるとですね、原子力ムラの方々も日本人なんで、
仙谷さんはもしかすると、その方々の事をおっしゃってたのかもしれないなぁ。なんて、
私は思ったりもします。羽鳥:夏の過ごし方を考えると秋以降議論が変わってくるかもしれないですね。玉川:はい、以上でした。
「放射能汚染は不可逆的である」 竹田茂夫氏(法政大学教授)5/3東京新聞(書き出し)
本音のコラム 2012年5月3日 東京新聞より
不可逆的 竹田茂夫(法政大学教授)内部被ばくの危険性を訴えてきた肥田舜太郎医師や脱原発を説いてきた京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、
放射能汚染は不可逆的だという。
水や大気の自然循環に入ってしまった放射性物質は容易には取り除けないし、
広大な山野や農地の除染は事実上不可能であり、避難地域へ帰還できないという。他方、野田政権は原発のリスク・コストと便益を秤にかけて大飯原発再稼働の方針を決めたようだ。
だが、これは二重に間違っている。
40年の歴史と福島の事故の後で、原発の是非を白紙の状態で決めようとしても無理だ。
原因調査、責任追及、国民的合意の形成などの課題を後回しにできない。さらに、大地・水・身体の汚染が深刻で不可逆的であれば、
どのような大きな金額でも失われたもの、失うものの重さを表せない。
安心して農業ができない、食事ができない、子どもを産み育てることができない場合、
この「コスト」はどのように計算できるのか。原発のない不便に耐えるのか、原発のもたらす利便を取るのかという問題の立て方は誤りだ。
すでに汚染された大地と身体を何とか維持して生き抜くか、
あるいは短期利潤のために底なしの汚染リスクを甘受するかの選択と考えるべきだ。しかも利害関係者は現在の世代だけではなくまだ生れぬ子孫を含んでいる。
元ソース:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1838.html
【重要】「日本の食品基準だと、長期的には心電図に異常がでるレベルである」「汚染汚泥・ゴミ・瓦礫の焼却でガスになった放射性物質は約32%は大気中に拡散する」中山憲医師
内部被ばくを軽視した政策
食品基準とがれき処理が実行されているという事中山憲医師(コロンビア大学)
日本政府は被ばくを軽視して内部被ばくを認めようとしません。それを示す二つの事があります。一つはこの食品安全基準
もう一つは汚染瓦礫の処理です新しい食品安全基準はお米を含む一般食品が100ベクレル/kg
水と牛乳に関しては10ベクレル/kgと50ベクレル/kgです
そこでベラルーシの基準を見てみます.
水は同じですが主食のパンについてはベラルーシが40㏃に対して日本は100㏃ですそして乳児用の牛乳はベラルーシが37ベクレル/kgに対して日本は50ベクレル/kgです。わたしたちはこの新しい基準でも緩すぎると思います。なぜならば循環する食品の50%が汚染されているからです。
ICRPの体内蓄積のグラフを見ますと
もし1日に10ベクレル/kgの食品を食べ続けたら、600日で1400ベクレル/kg身体に残留します。
ユーリ・バンダジェフスキー先生の論文では、
1400ベクレルの体内残留は約半数に心電図に異常がでるレベルであると述べています。
ですので我々はこの基準は不十分と考えています。次はがれきについて
日本政府はがれき約50億ポンド。
可能であればそれを燃やして、燃やせなければそれを埋め立てようとしています。
これは焼却場の図です。
島田市という焼却場で実際に試験焼却をした結果です。34万3445ベクレルのがれきをまず捨てます
それを燃やした結果、煙突からは11万1912ベクレルが大気中に拡散した。
ガスになった放射性物質は約32%は大気中に拡散することになります。日本政府は福島原発事故を再現させようとしています。放射性物質は世界中に拡散していきます。
そして出てきた灰を海洋へ埋め立てようとしています。
甚大な海洋汚染につながります。
全く理解できない行為です。
原発事故による被害はその国だけにとどまらず世界中に拡散してしまいます。以上の敬虔を踏まえて世界の安全安心のために我々が提案することは3つあります。
1.原発、放射線にかかわる情報には透明性が必要である事。
2.内部被ばくに注目し診断技術や病態解明に力を注いで周知させる事。
3.原発事故は世界規模の災害となるため世界全体で縮小するべきものであること。以上です。ありがとうございました。
中山医師が会見中で使っている島田市のがれきの資料です↓
島田市”がれき”試験焼却結果と医師団による意見書
/バグフィルターによるセシウム137の除去率は60%程度だった。
ーーーーー海外の方に今の日本の現状を正しく知っていただけるチャンスだと思いました。
この情けない日本の政策を広く世界に広めることは、
一つのいい方法かもしれないと思いました。小出先生の会見はこちら↓
「福島原発事故・放出されたセシウムと今後の危険」小出裕章氏5/5NY記者会見(動画・内容書き出し)
【重要】島田市”がれき”試験焼却結果と医師団による意見書/バグフィルターによるセシウム137の除去率は60%程度だった。
ニューヨークでの中山医師の会見で
「島田市がれき試験焼却」のお話しがありました。
その、資料を探してみました。
医師団による「ガレキは受け入れない! 会見」
2011/12/21
中山憲 (コロンビア大学 医師):
13:10~
バグフィルターについて意見を述べさせていただきます。
通常の焼却場の温度に関しては1800℃位で焼却をしますけれども、
フィルターの目は100ナノm
セシウムに関しては、原子直径が0.53ナノm
ストロンチウムが0.43ナノmですが、
フィルターの目が100で原子が0.53ですから、普通のざるにもならない位に通りぬけます。
つまりがれきを燃やすと二次被ばくをするという事になります。島田市の試験焼却結果を考える
~バグフィルターは本当に99.9%取れるのか?~



中山医師34万3445ベクレルのがれきをまず捨てます
それを燃やした結果、煙突からは11万1912ベクレルが大気中に拡散した。
ガスになった放射性物質は約32%は大気中に拡散することになります。
(中山医師NY会見より)


ーー(島田市の瓦礫試験焼却に関しての説明部分一部転記)--がれき受け入れについて医師の立場からの意見書
放射能防御プロジェクト医師ネット二次被曝と内部被曝(結論)
がれきの受け入れは、国の規制内の汚染濃度であっても、総量では莫大な汚染と二次被曝を招きます。(理由)
例えば、100Bq/Kg を5 万トン受入れると、
放射性セシウムの総量は100×50000×1000=5000000000(50 億)Bq になります。
例えば、その内のいくらかでも環境内へ流出すれば、周囲住民の内部被曝につながる可能性があります。先に、試験焼却を行った島田市の焼却場からは、
10tのがれきから11 万Bq が流出した可能性が指摘されています。小児は成人よりも感受性が高く、30,40 年以上と長期にわたって影響が及ぶことを考えると、被害は甚大です。
このように濃度ではなく、総量に目を向けて考えねばなりません。可燃物を受入れ焼却した場合、焼却場のフィルター能力にも大きな問題が出てきます。
バグフィルターはそもそも取り扱い上のトラブルが多いと言われています。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が99 年度からはじめた
「都市ごみ焼却施設におけるバグフィルターに関する調査」 を参照してください。また、フィルターの目の粗さにも問題あります。
通常の焼却炉温度は1800℃、フィルターの目は100nm(ナノメートル)です。
代表的な放射性物質の原子直径と沸点は、
セシウム:0.53nm・671℃ ストロンチウム:0.43nm・1382℃ ヨウ素0.28nm・184.3℃です。
つまり1800℃の焼却炉においては、これら3 種類の核種は気化してしまいます。
フィルターと原子直径を比べますと、熱膨張を考慮しても、ザルのようなものです。
バグフィルターではガスは捕えられず、付近へ二次被曝をもたらすことになります。汚染焼却灰についても、たとえコンクリートで固めても厳密な管理は極めて困難であり、環境流出は防げません。
地下水への浸透、海への流出、生物濃縮による付近住民への影響は必至です。焼却場とその付近に関しては、以下の問題を解決する必要があります。試験的に処理するのになぜ安定性セシウムでせずに、放射性セシウムを使うのですか?
放射能で汚染された濃縮灰はどうしますか?
誰が扱うのですか?
吸入被曝は考慮されていますか?
灰はどのような形で処理されますか?
最終処分場からの流出はないのですか?
それはどこが管理するのですか?
定期的な観察はされるのですか?
いつまで観察されるのですか?
ガスとなって拡散した放射性物質はどこに行くのか計算されていますか?
焼却場の施設内に蓄積した放射性物質はどう処理するのですか?
焼却場を解体せねばならない事態を想定していますか?
施設の洗浄水の処理はどう扱うのですか?
作業員の健康管理はどうするのですか?
周囲付近住民の健康管理はどのようにするのですか?
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